家賃(賃料)値引き交渉から学んだ価格交渉術
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価格交渉がうまくできる人は相手に自分の要望を呑ませることができるセンスを持っています。
値引いてもいいと納得させる訳ですから、相手に損を損したと思わせない「何か」がそこにある訳です。
それが何だかわかりますか?
今回は自分の引越しにあたって、賃料値引き交渉から学んだ価格交渉術を参考までにお教えします。
まず価格交渉が成立するには基本として二つの要件を満たさなければなりません。
- 相手に損をさせないこと。
- 相手にもメリットがあること。
これらを押さえれば大抵の交渉は受け入れてもらえます。
では早速、1の「相手に損をさせないこと」から考えてみましょう。
今回の賃料交渉で、相手に損をさせないことを考えれば、的外れな値引き額を提示してはいけないということがお分かりになるでしょう。
不動産の場合オーナーは家賃の10%前後は利益として出るように考えるでしょうから、家賃に対して10%の値引き額を提示するのはまずありえないことです。
そう考えると限界値はせいぜい3%といったところでしょう。
8万円の家賃であれば、2400円引きが限界値になります。
これ以上の値引きを最初から提示した場合、僕がオーナーだったら、そんな人には貸したくないと思って無理に値下げしようという気さえ起こらないと思います。
枠に収まってこそ検討の余地に入るのです。
次に2の「相手にもメリットがあること」を考えてみましょう。
相手にメリットとは利益が出ることです。賃貸の場合は空き室こそ利益を圧迫するリスクであるため、オーナーとしては早く部屋を埋めたいという心理は絶対に持っています。
部屋を探すとき、その心理を考えて、空き室が多いアパートやマンションを狙うと効果的です。
1室だけの空きよりも2つ3つ空きがあるほうがオーナーは焦ります。
そんな心理の中に僕みたいなのが、即入居したいんですが、若干賃料が予算オーバーでして・・・
なんて言われたらどうでしょう。
多少値引いても空き室を埋めたいと思うのがオーナーの当然の心理です。
相手へのメリットとしては空き室が埋まる。即入居という2つです。
この2つだけでも十分賃料交渉は可能ですね。
実際僕は半年少し前の引越し時には96,000円の家賃に対して3000円の値引き。
今回の引越しでは、85,000円の家賃に対して2000円の値引き。
に成功してます。
最後にもうひとつ例外的なことがありました。
これは自分としても予想外で驚いたことです。
いつもどおり賃料がもう少し下がらないか相談したところ、仲介業者からオーナーは断固として値引かないようで、無理との連絡がありました。
まぁそれも仕方ないかなと思い申込書を書き、契約前までいきました。
翌日、管理会社から契約の流れの説明電話がありましたが、申込書を書いたもののやっぱり他の物件が気になるのでもう少し検討すると説明し、一旦キャンセルすることにしました。
管理会社はもちろん僕にキャンセルさせたくないので色々と口説いてきます。
管理会社:増田さん、この物件は増田さんにとって何点ですか?
自分:85点かな。
管理会社:めちゃめちゃ高得点ですね。通常70点いけばかなりの高得点なんですよ。
自分:そうですね。物件自体は本当に良かったですから。
3日後、管理会社から仲介業者へ連絡があり、3000円値引きます。と連絡がありました。
結局僕はそことは契約しませんでしたが、仲介業者になんで今さら値引いてきたんですか?
と聞いてみたところ、増田さんが85点と言ってくれたからですよ。
という返答でした。
要するに、この人なら値引いてあげたいなと思ってくれたということ。
85点は、賃料がネックな以外はほぼ完璧。
そんな風に言われたらオーナーだって嬉しいじゃないですか。
ここが商いの面白いとこですね。
損得ではない、感情的な部分が価格に影響するって、ちょっとした人情を感じます。
価格交渉は決して悪いことではありません。
お互いにとって良好的に進められれば、それはビジネスです。
ビジネスマンであればどんな場面でも機会でも、意識してビジネスをしましょう。
それが経験値となり、本業でもプライベートでも発揮されるでしょうから。
単なるサラリーマンか、クールなビジネスマンか、こういうところで差が出るのだと思います。
