下期にかける想い。
やっとだ。やっと俯瞰して見える。
ここまでの道のりは果てしなく感じていたけれど、ここまで来ればゴールまでの道のりがよく見える。
ゴールが見えたら頑張り甲斐があるってもの。
きっとこの下期は結果を出せる。
——
やったことがないことに対して挑戦することは不安と苦痛を伴います。
明日からお前、会社を経営してみろ。と言われたらなんと答えるでしょう。
人によって、あるいはレベルによって答え方は変わってくるはずです。
やってみたい。
やってみます。
やらせてください。
やります。
できます。
いろんな答え方があります。
1年半前、ありがたいことに僕はユニット長というポジションを与えられ、小さな会社に見立てた組織を任されました。
当時僕は、やってみます。としか答えようがありませんでした。
営業なんてやったことがない人間がいきなり、個人予算でなく組織のどでかい予算を与えられて、何をすれば良いのか分からない事だらけでのスタート。
誰が教えてくれるでも無いですし、日々考え、模索し、行動し続けました。
空回りの時期も、壁にぶち当たる時期も幾度と無くあったと思います。
ユニット長としての一年目はよく分からないままに終わって予算も達成できず終い。
そして2年目。
まだまだ経験値も足らないなか見せかけだけでやってきたユニット長の化けの皮はもろくも穿けて、ユニット内はギクシャク。最悪なスタート。
休みの日に重要メンバーで集まって討議したこともありました。
そこから反省したり、改善したりと自分自身を見つめ直し、ユニット長である自覚と覚悟をし始めてから少しずつギクシャクもなくなり案件も安定し、売上も伸びていき、おかげ様で上期は売上予算を達成することができました。
ここまでこれたのも一重にユニットメンバーのおかげ。
そのメンバーに報いるためにも自分の役目は予算を必ず達成させること。
半年後、全員で笑って成功体験を祝し美味い酒を飲みたいものです。
やってみます。と言った1年半前を思い返すとここまでの道のりはとても長く辛い道のりでした。
それを乗り越えてきたこのユニットならば、冒頭の投げかけに対して言われるまでもなく「できます。」と答えます。
——
できない事だらけだとしてもやり続ければ、必ずできるようになる。
自信がなくても不安に押しつぶされようともスタートラインで立ち止まってはいけない。
一歩のスタートを切れば、ゴールまでの道のりの9割は終えたようなもの。
朝のベッドから起き上がる感覚と一緒だ。起き上がるまでは苦痛だが起き上がれば最良の一日が始まる。
何をするにも最初の一歩。そこが肝心なんだ。
そんなこと知ってるよ。と口先だけで理解しててもダメ。
できなければ全てにおいて意味が無い。
そういう人間は人の人生に横槍ばかりで何も出来ない、無能な批評家にしかならないんだ。
その人にスティーブ・ジョブズならなんと言うだろう。
「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない」
きっとまたこの名言を言ってくれるだろう。