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本当は教えたくないプレゼン資料の作り方。4つのコツと3種の神器。

プレゼン資料を作るのはお手の物です!

そう言えるようになれたらと、資料を作りつつ思ったのは3年前。

それが今では「お手の物!」と言えるようになりました。

 

なぜそう言えるようになったのか?

それはプレゼン資料の作り方を知っているからです。

 

料理を作るのに皆さん、何を見て作りますか?

素人が勘でつくろうなんてしないですよね?

そう、レシピが必要なんです。

プレゼン資料も同様です。

プロでもないならなお更に、プレゼン資料をつくるレシピを見てつくれば良いんです。

 

そんなレシピがどこにあるかって?

なかなか世の中にはないようなので、私がレシピをつくりました。

これであなたも素人料理から卒業!かも。

 

さぁはじめましょう!

 

・・・誰だ?いきなりパワーポイントを立ち上げたのは?

具材も揃えないでいきなりフライパン片手に火をつけているようなもんだぞ。

まずは紙とペン。具材集めからスタートだ。

 

プレゼンの基本は落書き

ここでいう具材とは、プレゼンで伝えたいことや伝えなければいけないことをとにかくアウトプットすることです。

それは文字の箇条書きというよりは、絵コンテのような落書きで一心不乱に書きまくります。

 

おい!いつまで落書きしてるんだ?落書きを楽しむために書いてるんじゃないぞ。

落書きとアートは紙一重だ。書いたものを整理して、「伝わる」ためにはどう見せるべきか考えるんだ。

 

落書きからアートへ

アートには見るものを引き付ける何かが存在します。プレゼンも一緒です。視聴する相手に対して伝わる何かを見つけ出さなければいけません。

そのために落書きで書いたパーツパーツの中から本当に伝えたいキーとなる絵をピックアップしましょう。

それはひとつだけでなくてOKです。

ただしあまり同列で考えない方が良いです。

映画に倣えば、主役、助演、脇役があるようにプレゼンのポイントにも重要度を割り振るとより奥行きが増します。

 

おいおい、俺は凝り固まった絵を見にきたんじゃないぜ。

どんな一枚絵にこだわったって見るほうは素人なんだから、一枚の絵から読み解けってのはいくらなんでも酷な話だろ。

 

絵と絵をつないでストーリーに

プレゼンで重要なのは伝えたいことがそのとおり伝わることです。

アートのように見る人、聞く人の感性で捉え方が変わってしまってはいけません。

理解させるためには理解しやすいストーリーにすることです。

ストーリーの作り方は自由です。具材がそろったらあとはどの順番で調理するかだけ抑えればOKです。

インパクトを出すためにいきなりステーキを焼いても良し。

フレンチのように前菜、スープからでも良し。

要するに、最も伝えたいことを最初に提示するか、もしくは最後に提示するかの違いです。

どちらも間違いではないので、やりやすい方で良いと思います。

 

ちょっと、味に奥行きを出そうとするのは良いけど、かつおダシにコンソメはないだろ!

プレゼンってのはテーマが重要なんだ。和食も洋食もなんて欲張るのは100年早い!

 

テーマの統一性がプレゼンの質

カレーだったらカレー、ステーキだったらステーキ。何でも欲張って料理のテーマが不明瞭になることは避けましょう。

カツカレーのような奇跡の賜物は滅多にできませんから。

一貫したテーマを持ってプレゼンの資料をつくれば理解されやすく、伝わりやすくなります。

プレゼンとは伝わって何ぼの話ですから、好き放題話を飛び散らかしては素人の雑談です。

プロは伝えるためのぶれない一貫性が必要です。

 

概念ばっかで結局イメージしかできないじゃんか。明日にでも使える具材や調味料が欲しいんだって。

 

これらの概念さえ抑えられれば十分素人のプレゼン資料からは卒業できるはずです。

されにプロに近づくために、すぐに使えるツールやサイトをお教えします。

 

Slide Share

プレゼン資料の参考になる具材、いや具財が山のようにあります。

世界基準のプレゼン資料を見れば、自身のプレゼンの質がどれだけ貧相なことか分かってしまいますが、それ以上に学びえることの方が圧倒的に多いでしょう。

 

Flickr

写真素材に困ったら、まずここを訪れましょう。画像素材にいくらでもお金をかけられるのであれば有料のサイトがいくつもあるのでそちらを活用すれば良いですが、お金のない自分のような方はFlickrのお世話になりましょう。

検索する際は日本語よりも英語で検索かけましょう。世界の画像素材が手に入ります。

※画像を使用する際は敬意を払って、引用元を明記しましょう。

 

FIND ICONS

アイコンはプレゼンに必須です。文字で表すところをアイコンやビジュアルで表現すれば、視聴する側もストレスなく受け入れてくれます。このサイトは私の知る限り、最も優れたアイコン検索サイトです。

活用しない手はありません。

 

これこそ、プレゼンの3種の神器。

 

これでもう、プレゼン資料の作成に困ることはありませんよね?

レシピと具材を手にどんな調理をするかはあなた次第です。

どうせやるなら嫌々ではなく、楽しく料理を始めましょう!



本が教えてくれないプレゼンのコツ

listen carefully

大勢の前でプレゼンすると、必ずと言っていいほど眠たそうにしている人や興味を持ってない人が目に付くものです。

プレゼンする人はどうにかして、つまらなくならないように心がけるかと思いますが、それでもなかなかうまくいかない経験はあると思います。

参考書などの書籍もたくさん出ているので、話し方のスキルや資料の作り方などは学べますが、はっきり言って参考書で使えることなんてほとんどないと個人的には思います。

なぜなら、それらは万人ウケするように、平均的な考え方でしかないからです。

状況や場面、環境や相手の立場までは考慮されておらず、一般的にこうあるべきだ。というようなことしか書いていません。

本来プレゼンで重要なのは、どういう資料がいいのか、どういう話し方がいいのか、ではなく、

どういう人が聴くのか、という視点に立った上で考えなければスタート地点からぶれてしまいます。

とても大事なので繰り返しますが、プレゼンは、どういう人が聴くのかを理解することがまず始めです。

 

さて、プレゼンの相手が一人であればその人がどういう人かを想像して伝わるストーリーを考えればいいですが、

10人以上の場では、誰に対して考えればいいのかという疑問を持つかと思います。

残念ながら、全員を理解することはまず不可能ですし、ましてや全員に対して100%聴いてもらえるプレゼンをするのは不可能です。

ここで参考書などでは、とある一人の人に絞って考えよう。みたいなことを書かれたりもしますが、

僕の場合は、全員に100%伝えることをまずやめます。1人20%ずつだけ全員に伝わるようにします。

1人の人に絞ってしまうと、ほんの一部の人の心は掴めますが、大半は無関心でかったるいプレゼンの場となるでしょう。

全体の話の中で、1人20%ずつだけ、興味を持って聴いてもらえれば十分です。

お笑いと一緒です。個人個人笑いのツボが違うわけですから、芸人は笑いのポイントをたくさん設けますよね?

設けたポイントすべてで笑ってもらえないでも、どこかひとつ、ふたつ大笑いしてもらえれば十分なんです。

プレゼンもすべて聴いてもらおうとせずに、人それぞれ興味を持ったポイントだけ聴いてもらえれば十分という考え方を持つと良いかもしれません。

結果として、全員に何かしら伝わるプレゼンになるわけですから。

 

まとめると、

万人ウケを狙うとつまらない退屈なプレゼンになりますし、その逆で一人にフォーカスすると一人にしか伝わらなくなります。

一人20%ずつ興味を持って聴いてもらえるポイントをたくさん設ければ、全員に聴いてもらえるプレゼンになります。

笑いのツボならぬ、聴くツボを用意することを心がけてみてはいかがでしょう。



考え方はWhat⇒How、伝え方はHow⇒What

HowとWhatは当たり前のように意識せず使われています。

何かを考えるときこの二つがないと実行できないから当然です。

誰しもが同じロジックで考えているのに、結果が異なることがよくあります。

営業を例にとれば、同じソリューションを同じ人に提案してもまるっきり伝わり方が違うことは体験したことはないでしょうか。

アップルのジョブズがプレゼンするのと他の人がプレゼンするのとでは同じ商品でも消費者への伝わり方はきっと違いますよね。

ジョブズのプレゼンがどれだけ素晴らしいか知りたい方は下記の本をオススメします。

個人的になかなかの良書だと思う一冊。

同じ商品、同じ人。 では何が違うのでしょうか?

それが、WhatとHow、HowとWhatです。 何をどのように考えるか、どのように何を伝えるか。 この差です。

この順序を押さえましょう。

 

■WhatからHowの順序で考える

考え方は手段から入ってはうまくいきません。何をどのように考えるかが大切です。

これを逆にしてしまうとどのように何を考えるか。ということになります。これでは手段が先行してしまい、本来あるべき「何」が不足します。要するにそれをやる理由付けが欠落します。

「意味」がないことを積極的にやろうとは誰も思いません。だからこそWhat(何)⇒How(どのように)の順序が大切なのです。

 

■HowからWhatで伝える

考え方とは逆にモノを伝えるためには反転の発想が必要です。どのように何を伝えるか。これがとても大切です。

例えばアップルを参考にすると、iPodをプレゼンするために、こんなメッセージで世にプロダクトを発表しました。

「1000曲をポケットに」

まさしくHow⇒Whatに沿っている良い例だと思います。

どのように(How)すれば、iPodの小ささ(What)を伝えられるか。このような考え方であれば、伝え方を工夫するようになるでしょう。

iPodの小ささ(What)を、どのように(How)伝えるか。という考えだと、小ささを伝えられればいいだけですから、上記のようなキャッチコピーにはならずきっとこんな感じにしかならないでしょう。

「とても小さいiPodには1000曲が入ります。」

プレゼンするならどっちですか?

前者のキャッチコピーにはいろんな背景やライフスタイルを想像することもできます。

ポケットに1000曲が入ればどこでも持ち運べてライフスタイルが変わるイメージが湧くでしょう。

後者は単なる機能性の説明ですから他社より少し小さいmp3プレーヤーということぐらいしかイメージできません。

 

フォーカスするポイントと考え方の順序で大きく結果が変わります。

理屈でない本質を考えて伝えるには、この方法から学ぶところはたくさんあることでしょう。