ドバイ一人旅 〜ドバイマラソン2012を走ってきた〜
これでフルマラソン5か国目。
ホノルル、シドニー、ベルリン、ソウル、ドバイ。
振り返ると結構走ってきたなぁと感じます。
なぜ走るの?と聞かれますが、理由は常に初心でいたいからです。
私の初心とは常に何かに挑戦すること。諦めないこと。達成すること。
それら全てをマラソンというのは含んでいると思います。
基本的には全部一人旅です。
変態に思われるかも知れませんが、誰も知らない全くの異国で、尋常じゃなくつらいことへ挑戦するというのは本当の意味で自分と向き合える有意義なものです。
・・・やっぱり変態ですね。自分、究極のドMや。
それは置いておいて、ドバイに一人旅に行って参りましたので思ったこと、感じたこと、思い出を少し語らせてください。
Where is DUBAI?
んなこと聞かんでも分かるって!アラブ首長国連邦やろ。
時差は5時間。9割外国人が居住しているらしいです。
半数はインド系で、あとは東南アジア系や、欧米人でしょうか。
この国はサブプライムローンを根源とした世界経済低迷に大きく影響を受け、バブルも開発も勢いが止まっている印象を持ってましたが、実際に行ってみると全然勢いを感じます。
少なからず夜外に出ればすぐにわかります。どこもかしこも溢れんばかりの人で、お祭りが毎晩あちこちで開かれてるような感じです。
DUBAI MARATHON 2012
せや!俺はこれ目的に行ったんやで!
ほとんど日本人はいませんでしたね。
やっぱり参加者のほとんどは欧米人。
無意味に日本代表のユニフォームなんか着ちゃって頑張っちゃいました。
結果、自己ベストの3:30で走れたので、練習をほとんど出来ずに参加した割に良かったです。
参加して思ったのは、コースがまず舐めてるってこと。
ほとんど観光名所は通らず、15キロ直進して折り返してまた15キロ・・・・。
どんだけ、道路を封鎖したくないんだ!って言いたくなるぐらい面白みのないコースを走らされます。
推測ですが、やはり「マラソン」というキャッチでたくさんの人を来訪させ、ビジネスや観光などに影響は出ささせないために主要な中心部の道路は極力封鎖せずにいたかったのでしょう。
制限時間も6時間と普通の世界市民マラソンと比べてかなり短いですから思惑の見え隠れがよくわかります。
ちなみに気温はこの時期20度くらいなので走りやすいです。
DUBAI sightseeing !!
そや、マラソンだけでなくドバイには見所満載なんや!ほんまビビルで!
まずビビったのはこれや。
金を自販機で売るぐらいな国です。勢いあるわけです。
これにも驚きました。
モール内にはスケートどころか、スキーまでできちゃうなんて、ここは一体どこなんだい?
それから忘れちゃいけませんね。どでかいあのビルを。
バージュ・ハリファです。
言うまでもないが、こいつはすんごいです。
展望階に行きたかったのですが、向こう一週間はSOLDOUT。。。
行かれる方は事前にネットで予約したほうが絶対に良いです。しかも窓口より安く予約できるみたいです。
そしてドバイを手っ取り早く見たい人は、BIGBUSに限ります。
各国でよくお世話になるバスですが、2階建てのバスで一気に観光名所を巡回してくれます。
まずこれに乗って全体を把握するのが効率的です。
その他のイケテル写真もどうぞ。
DUBAI fashion
ドバイのファッション事情知っとるか?しゃあない俺が見てきてやったから教えたる。
毎晩DUBAI MALLではファッションショーが行われています。
寄った際には是非覗くといいでしょう。
ドバイのファッションは面白いです。民族も多種多様なためカジュアルからラグジュアリー、民族衣装まで一つのモールで見れます。
主軸はやはりファストファッションとラグジュアリーがほとんどを占めているように見受けられました。
ファストファッションではインディテックスグループのZARAやベルーシュカ、H&Mが良い立地とスペースを掌握し、その回りにGAP、FOREVE21、OASIS、MANGO、TOPSHOP、NEXTなどが並びます。
路面店では意外とGIORDANOが多いのは意外でした。浸透しているのでしょうかね?
ひとつ気になるショップはSUPER DRYっていうショップなんですが、前にもシドニーやロンドンで見かけた覚えがあります。
気になるのはロゴ。サブタイトルが「極度乾燥(しなさい)」って。
よくこんなダサいのにグローバルで戦えているなと感じます。
ファッションセンスが無くてもファッションビジネスはできるってことを証明しているある意味勉強になるショップです。
それと気がかりなのがユニクロです。まったくドバイには進出してないですね。
というか以前にバーニーズニューヨークの争奪戦でドバイ資本の会社と争った末に敗れたので、
何か政治的な制約が働いているのかも知れません。いや絶対にそうだと思う。
No water No DUBAI
誰や!この国は砂漠の国かい?なんて質問したのは!この国はもはや水の国や!アホンダラ!
水に困るどころか水を余すことなく美しく使っています。
上の動画、やばくないですか?
ディズニーシーでも見れませんよ。
工業用水や生活用水のほとんどは海水蒸留水です。そりゃ砂漠の国ですから地下水なんかほとんどあるはずありません。
水の会社が上場するぐらい水ビジネスに関しては進んでいるようです。
ドバイの注意点
ここまで良いことばかり並べてきましたが、気をつけることや知っておいた方が良いこともありますので少し補足。
・メトロは金、土は昼から運行になります。それ以外の日はは朝から夜の11:30ぐらいまで。
・タクシーは最低10ディルハムです。メーターで6ディルハムでも10ディルハム払う必要があります。
・夜の駅前には中国人の売春婦たちが・・・。
・クリケットのような野球のようなよく分からないスポーツが絶大な人気。(どうでもいいことですが)
・タクシーに乗るときは後ろのほうが良い。前に座るとゲイのドライバーが誘ってきたから気をつけてね。
とまぁこんなところでしょうか?
治安は良いし、冬の時期であればとても過ごしやすい気候だし、良い街です。
今はスーパー円高なので大体安く感じます。
自分は全く買う予定のなかったスケボーの板をあまりの安さに買ってしまったぐらいですからね。
街自体が結構でかいので、タクシーとバスとメトロは欠かせません。
日本で言うSUICAのようなカードを作れば楽にバスやメトロに乗れて便利です。
自分はシルバーカードというのを作りました。
まだまだ開発段階ではあるので建設ラッシュがあちこちで見受けられますが十分に街としては機能していて見所も満載です。
4泊すればほとんどのところを見れるんじゃないでしょうか?
ドバイ。
確かに、近未来を感じる何かが存在してました。