これからの働き方について大事なこと
仕事とは本質的に楽しくないものだ。
その考えで通じたのは効率化された単純作業で成り立った時代における思考だ。
昔はそれでも良かった。
つまらない仕事でも高度成長の波に乗って誰もが皆、多くの収入を得ることができたからだ。
しかし今の時代ではその思考は通じなくなってきている。
単純作業はすでにオフショアにアウトソーシングされ仕事自体なくなってきている。
もし未だにこの感覚で仕事をしているとしたら、オフショアの安い賃金の国や、人の脳より優秀なハード&ソフトウェアと競争しなければならない。
少し考えてみよう。その単純作業において、
お腹をすかせた貪欲なオフショアの人たちより費用対効果の高い価値を生める自信があるだろうか。
脳みそを4つも持ったクアッドコアのPCより速い計算ができる自信があるだろうか。
これらは現実だ。
まだ日本は「日本語」という壁に守られているが、遅かれ早かれ単純作業(ルーチンワーク)では贅沢な飯は食っていけないのは間違いない。
守られているという表現より「鎖国」されていると言ったほうが正しいかもしれない。
だからこそ、鎖国が解かれた瞬間に焦らぬよう準備周到を期して今から自分自身の位置づけを見つめなおさなければならないと感じる。
もし今、仕事がつまらない。と嘆いているとしたら危険だと感じたほうが良い。
日本の人口が減っていくことは紛れも無い事実であり、それを補うためにさらに外国人を受け入れざるえない状況。
日本の鎖国が解かれるのは時間の問題だ。
いくら嫌だといっても日本は強制的にグローバライゼーションの波に呑まれる。
だからこそ、思考のフレームワークを一新しなければならない。
先進国が直面している問題は未だ昔のままの思考フレームワークで仕事をしようとしていることだ。
効率性、インセンティブ、組織化。
これらは合理的だ。
だから誰も疑わない。
しかし人間がそもそも合理的でないのにこれらを当てはめようとするのは不合理の何者でもない。
飴と鞭で合理的に働かせようとしても限界がある。
もしそうだとしたら今あるオープンソースの時代が訪れることはなかったはずだ。
このブログもオープンソース(Wordpress)。
今見ているブラウザもオープンソース(Firefox)。
しらべものはもっぱらWikipedia。
上記に効率性、インセンティブ、組織化のキーワードが当てはまるとは思えない。
これらに置き換わるキーワードとして、創造性、モチベーション、フラット化だろう。
今の時代における仕事とは本質的に楽しいものだ。
でなければ、明日は開けない。
2012年が明けた。
自分自身迷いをなくし邁進できるように、働き方について本気で考えていく年にしたい。
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