挫折と期待。今期を終えて、そして来期に向けて。

順風満帆。

その言葉のとおり、一昨年までは会社からも認められ、給料も上がり、まるで障害は無いとさえ思っていました。

そして今期は会社から期待を込めて、10人の部署を任されました。

数字を作るのも、マネジメントも、ケアも全部自分次第。

とにかく試行錯誤。

あっという間の一年でした。

そしてこの一年の中にも、幾度の挫折を味わったことか数えきれません。

何度会社を辞めたいと思ったか、何度逃げ出したいと思ったか。

 

自分勝手な人、傲慢な人、自由気ままな人、いい意味でも悪い意味でも個性豊かなチーム。

それを率いることの難しさ。コミュニケーションの大切さ。自分の能力の無さ。

しみじみと痛感します。

 

当然のことながらこのような状況では、与えられた予算も達成できず初めて結果を出せなかった不甲斐ない期でもあります。

しかし、その一方で最も学べた期でもあります。

 

挫折を味わうことは、決して心地良いことではありませんが、苦さは甘さをより引き立てます。

挫折を味わうことは、味覚を発達させます。

延いては挫折自体を味わい楽しむことができるようになります。

 

もし以前の僕のように順風満帆で駆け上がっている人がいるとしたら、可哀想だということをお伝えしたいです。

なぜならそれは与えられている環境がただ恵まれているだけに過ぎないからです。

こんな話を聞いたことはないでしょうか?

 

街の中心に誰からも好かれ尊敬されている大富豪がいました。

常に笑顔。お金も豪盛に使い、誰しもが羨む理想の姿は街中で噂の対象です。

男爵の家には家政婦が3人いました。

毎朝コーヒーを入れ、庭の手入れをし、食事を作り、一日たりとも手を抜いたことがない家政婦たちです。

とある日、一人の家政婦は思いました。

街中の誰もが尊敬する心の広い人なんだから少しサボったぐらいで怒るはずがないだろうと。

そして一日だけ、仮病を使って、朝のコーヒーを入れずに朝を迎えました。

家政婦は男爵がさぞ、心温かい言葉をかけてくれることか待ちわびていました。

すると男爵の声が・・・

大きな怒声。

誰だ!コーヒーを入れてないのは!

 

温かい言葉どころか、殴られ、蹴られ、血だらけです。

何が言いたいかというと、男爵の心が広かったのではなく、周囲の家政婦が優秀で全くストレスのない環境に男爵は浸っていただけだったということです。

その環境のおかげで本性が見えないでいただけなのです。

 

これは自分自身に言えます。

今まで結果を出せていたのは環境がそういう環境であっただけということです。

 

どんな甘い環境も苦い環境も、楽しめて結果を出せる人が本物です。

それを知れたお陰で、来期は環境に関係なく結果を出せる気がします。

どんな環境も楽しめます。

挫折を味わい受け入れた分だけ少し舌も肥えてきたようです。

 

さて、明日から会社の新しい期が始まります。

僕は僕自身に期待して最高の一年にしたいと思います。



 



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