キャビンという会社に学ぶ。文化とビジネスとユニクロ
70年代~80年代を謳歌したアパレル企業、「CABIN」
ユニクロ(ファーストリテイリング)傘下に入ったのが3年前。
そして今日、キャビンという会社は同じくファーストリテイリング社グループのリンク・セオリーに吸収合併され「CABIN」という社名はこの世から消えます。
この会社にはとてもお世話になりました。
社会人になって間もない自分に仕事って楽しいなと感じさせてくれたクライアントのひとつです。
お茶飲みながらの打ち合わせ。雑談。時には恋愛話で盛り上がっていたのを昨日の様に思い出します。
それを考えると残念で残念で、涙さえ出てきます。
3年前のファーストリテイリング傘下に入ったときからCABINはCABINでなくなってしまったのだと思います。
ここは僕が言うには差し出がましいことですので申し上げませんが、キャビンに勤めていた方、キャビンと関わりを持っていた方なら誰しもが悲しむと同時に疑問に思うことでしょう。
小島健輔先生やテンカイジャパンの栗田さんが代弁していただけてますのでご参考に。
http://apalog.com/kurita/archive/911
http://apalog.com/kojima/archive/533
この一件で学ぶことは、企業文化の大切さです。
企業だけでなく、それは個人にも言えますし、家族にも、国にも言えることです。
文化は人と人との結びつきから成り、極めて人間らしく、抽象的ですが暖かいモノだと思います。
今では文化がビジネスに置き換わり、人と人とのつながりというものが欠如した機械的なモノに変貌しようとしているような気がしてなりません。
人と人とが尊重し合い、助け合い、必要されることが本来あるべき前提ではあってほしいものです。
決してユニクロ批判をしているわけではなく、個人的に柳井社長は尊敬する経営者です。
ですが、文化を消したり、変えたりすることに同意することはできません。
それは人を人としてではなく機械として捉えない限りできない手段だからです。
ビジネスだって本来は人と人との関わりから成り立つもの。
願わくば、「お金」ありきのビジネスではなく「人」ありきでのビジネスであって欲しいです。
ある人が言ってました。
お金を追うものは人格を失い、夢をなくす。
夢を追うものは人格を得て、お金を得る。
中心の人(人格)というのは追う順序が異なるだけで、結果は真逆になります。
「人」を中心に置いたとき、その前には何が前提となっているか。
考えさせられますね。
文化を尊重し、人を尊重できれば、それで十分じゃないですか?
だって何のために働くのですか?
お金のため?そんな発想は機械人間ですよ。
そうはなりたくないですね。
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