こだわりはやっぱりプロ意識の表れだと思う
うちの会社にこんなこだわりを持った人がいたんだなぁと少し刺激を受けたことがありました。
その人のこだわりは、お客様とのメールのやりとりで「御社」という言葉を使わないということです。
当たり前のように僕なんかは使っていましたが、その人から言わせると「御社」という言葉が、そもそも赤の他人のような感覚を覚えるようです。
確かにその通りだなと思います。
どことなく機械的で人間味のない言葉だなと考えさせられました。
それからは僕もできる限りこの言葉を使わないようにはしています。
ここで言いたいのは当たり前に浸っていると、そんなところに疑問を持たなくなってしまうということです。
しかしプロ意識の高い人は常に当たり前なことに疑問を持ち、本当にそれで良いのか?と問い続けるのでしょう。
万有引力を発見したニュートン、地動説を唱えたガリレオなど、今では当然の認識が、当時では一般的ではない説を唱えていたのですから、既成概念や固定概念というものは常に疑って然るべきことでしょう。
そんな僕もこだわりがないかというと少しぐらいは持ってます。
例えば、上記と近いことで言えば、一般的にビジネスにおいてお客様や取引先とのメールでは
文頭に相手先の会社名をを書くという風習がありますが、僕は基本的には書かないようにしてます。
※例外として序列やマナーに敏感そうな先は会社名を書きます。
何故書かないかというと、僕のスタンスは会社とお付き合いする以前に、いち人として相手と対等でありたいと思うからです。
会社の看板で仕事なんてしたくないという勝手な意志の表れです。
その他にも小さいこだわりを挙げたらきりがありませんが、この積み重ねがプロへの道に通ずるのかも知れません。
既成概念に囚われない視点で自分のルールやこだわりを持つ。
この視点を常に持てたらイチローのような本物になれるんでしょうね。
まずは自分自身を疑ってみるところから始たらどうでしょう。