アーカイブ : 2010年 7月 25日

仕事を教えてくれない?君に学ぶ力がないだけじゃないか?

仕事は教えてもらうものではないと思うんです。

教えてもらうのは学生まで。

社会人になっても教えてもらいたいというスタンスであるならばアルバイトや派遣のお仕事をオススメします。

教えて欲しいという他力本願な気持ちの人は仕事ができないのは目に見えてますから、

一緒に仕事はしたくないというよりも足枷になるので避けたほうが良いかもしれません。

といっても仕事だとそういう人たちともうまく付き合ってかなくてはいけないのでそういう人には意識を少し変えてもらう必要があります。

幸いに教えて欲しい、という意欲はあるので気付きを与えれば急に変貌を遂げる人もいます。

もしそういう人がいたらちょっとしたアドバイスしてあげてください。

と、その前にそもそも自分が上記の人間になってしまってないかチェックをしましょう。

 

■教えてもらわないと何もできない他力本願な人に見られる要素

  • できないことを他人のせいや環境のせいにする
  • 主張だけは一丁前
  • 愚痴が多い
  • 自分は本来できる人間だと思っている
  • 相手の意見を聞いてるようで聞いてない
  • やる気が態度に見える
  • ひねくれもの
  • 個人として結果を出していない。あるいは評価されたことがない
  • やりたくない仕事は不満
  • こんなはずじゃなかったと思うことがあるが気にしない

いかがでしょうか?

3つ以上チェックがついたら学ぶ力がない残念な人かも知れません。

 

仕事は教えてもらうものではありません。

学ぶものです。

 

うーん、少し違いますね。

 

仕事は実質的には教えてくれているのに、

学んでいないだけです。

 

こっちの方が正しいかもしれません。

どういうことかというと、先輩や上司が目の前で仕事を実演していますよね。

例えばお客様先に上司と同行したら名刺の受け渡し、営業トークなど思いっきり目の前で教えてくれているじゃないですか。

それを見て「学んでいるのかい?」って話ですよ。

 

はい、学んでます!

そう答える人がきっと大半でしょう。

本当に学んでますか?学ぶってどういうことですか?

勘違いをしてはいけません。

学ぶというのはその場のお客様とのやりとりをメモすることじゃないですよ。

それは書記って言うんです。

学ぶっていうのはこのシチュエーションでいうのであれば、お客様と上司の目線になることです。

もし、この場で自分が自分の目線で物事を考えているとしたら、そこに学ぼうとする意志は存在しません。

なぜならあなたもプレーヤーとして参戦してしまっているからです。

 

分かりづらいと思うのでもう少し分かりやすく伝えます。

実際にあったことをストーリー仕立て再現します。

 

ある日、僕は新規の営業へ行くことになった。

せっかくなので成長の糧にしてもらおうと部下を同行させることにした。

お客様先に着き、商談の席についた。

もちろん話の主体は僕。

部下は隣で一生懸命お客様の発言に耳を傾け、メモを取り、同調するしぐさが見受けられる。

特に部下は発言する機会はなく、その日の商談は終わった。

 

さて、何も悪い部分はないように思えます。

しかし僕から見たら何しにお前は来たんだ?と突っ込みたくなります。

その日の夜、僕は部下を呼び、こんな質問をしました。

 

今日はお疲れさん。

商談の中で俺のダメだったところを教えてくれないか?

それと良かった点も教えてくれ。

 

考え込んで出てくる答えは、無理やり搾り出した当たり障りのない回答が1つ2つ。

これが学んでいない証拠なんです。

そして彼自身がプレーヤーの目線に立ってしまっていたという致命的なミスを犯したということなんです。

僕は彼をプレーヤーとして同席させた覚えはありません。

商談の前には「とにかく学びなよ。」と伝えてました。

彼は残念ながら社会での学び方を知らなかったようです。

もし、「学ぶ」というスタンスで彼がいたのであれば、お客様との話に加わろうとするのではなく、僕がどんな話をしているのか、自分だったらどうするか、など客観的な視点になるはずです。

その客観的な視点とは前述のお客様と上司の目線になることです。

 

僕は社長に同行するときはこの目線で話を聞くようにしています。

特に留意しているのは社長がお客様に何をどういうストーリーで話しているかを必ずメモします。

営業トークのうまい人の隣にいるとあまりにも自然な流れすぎて、そのストーリーやトークの凄さに気付かないものです。

だからこそしっかりと「学ぶ」という意識を働かせないと自分のモノにできないじゃないでしょうか。

 

明日同じことをお前がしろ!

と言われてできるかどうかです。

できるのであれば「学べる人」。できないのであれば「学べない人」。

僕は部下にそう伝えました。

 

最初に、「教えてもらわないと何もできない他力本願な人に見られる要素」をいくつか挙げましたが、

学べる人になるにはこの要素を減らさないと絶対に無理です。

言い換えると学ぶということを阻害する要素だからです。

 

部下でも上司でも友達でも何でもどこでも学べることはたくさんあります。

僕も気をつけないといけないなぁと思うのは「傲慢」になることです。

自分は他の人より経験も積んでいるとか、変な自信は学ぶ力を失います。

常に謙虚に素直に同じ目線でずっといることが学び続けるコツなんだと思います。